L-スレオニン


L-スレオニンは、タンパク質構成アミノ酸としては、最後に発見されました。

食事から取り入れたタンパク質を、体内で利用するのに必要とされ、成長と新陳代謝を促します。
また、肝臓に脂肪が蓄積するのを防ぎ、脂肪肝を予防します。

不足すると、食欲不振、貧血、成長不良などの症状があらわれます。

L-スレオニンは、医薬品として他のアミノ酸と配合され、総合アミノ酸製剤として、低タンパク質血症、低栄養状態、手術前後のアミノ酸補給のために静注または点滴されるか、経口投与されます。

スレオニンは、L-スレオニン、L-アロスレオニン、D-アロスレオニン、D-スレオニンの4種の異性体が存在します。これらのうち、動物の成長を促すのは、L-スレオニンのみです。

L-スレオニンが多く含まれる食物としては、卵、あわ、さつまいもなどがありますが、穀物中のL-スレオニンは、消化吸収が悪いという特性があるので、注意が必要です。