L-メチオニン


分子中にイオウを含む含硫アミノ酸の一種で、必須アミノ酸のひとつでもあります。

ヒスタミンの血中濃度を下げる働きがあります。ヒスタミンが外傷や薬物への反応から活性化してかゆみや痛みを起こすとき、これを軽減させます。

L-メチオニンは、抗うつ剤としての即効性も認められています。
また、脂肪肝を防ぐ効果があり、この効果のある化合物には、コリン、ナイアシン、ビタミンB6などがあります。

ちなみに、ウニの味には、グリシン、L-アラニン、L-グルタミン酸、L-バリン、L-メチオニンの5つのアミノ酸や、イノシン酸、グアニル酸などが関与しているのですが、ウニ独特の味を作り出しているのは、苦味を有するL-メチオニンです。

L-メチオニンが、苦味を有するのに対して、その光学異性体であるD-メチオニンは甘味を有する。

不足すると、利尿機能がおとろえ、むくみなどが生じます。

L-メチオニンが多く含まれる食物としては、牛肉、羊肉、全粒小麦などがあります。